なぜ私が日本人ではなく外国人採用を勧めるのか?
私共、海外送り出し機関のエージェントを行っておりますが
担当者様とお会いすると
「なんで外国人を勧めるの?」
と聞かれることがあります。
弊社でご提案させていただく取引先はその多くが
- 「求人広告を出しても採用まで至らない」
- 「応募が少ないから選べない…」
- 「採用してもすぐに辞められるから広告費がもったいない」
- 「事業拡大に向けて人員の採用手段を増やしておきたい」
といった悩みを抱えている方がほとんどです。
今思えば、あのとき、知っていれば…
そんな後悔の想いも沸き起こります。
でもだからこそ、ご提案したいと思うのです。
私はいささか特殊な状況から、この海外人材の採用代行事業を始めました。
若かりし頃の憧れ。
私は自分で飲食業を開業することを目標としていました。
手っ取り早く開業できる業種ということもあったかもしれません。
華やかさにあこがれたのかもしれません。
大学在学中、「早く自分で事業を営みたい」そんな思いを捨てきれず大学を中退。
「始めは湘南で」特に計算も何もない中、思いだけが先行し、千葉より逗子に住居を移し、バーテンダーとして修行を始めます。
数年後、開業の資金と開業のパートナーも整い、ついに私は逗子にてカジュアルなバーを開業します。
当時の私の飲食店のコンセプトは、「人」がウリのお店。
奇抜な商品や流行の商材は波に流されやすく、売り上げも安定しない。だからこそ、人にお客さんをつける形で愛されるお店を作ることができれば、ある程度安定したモデルが出来上がるのではないか。これはバーテンダーの修行時代に痛感したことでした。
バーブームは既に下火となり、居酒屋がメインストリームの時代です。
カウンターを主とした、朝まで飲み食いできる地鶏料理のダイニングバーを始めました。
私にとってゆかりのある地域ではありませんが、街にも歓迎され順調にスタートします。当時、朝まで営業しているお店も少なかったため、終電帰りの人や3次回利用のお客さんで夜中の2時からも満席になる。
まさに順調でした。
しかし…
これは飲食店ではよくあることですが、
優秀な人材はある程度のところで見切りをつけて、ステップアップ、もしくは独立をはかります。
私のお店も例外ではなりませんでした。
人をウリにして始めたお店、従業員がかわれば、お客さんの流れも変わります。
それでも、経営していくには十分なお客さんを集客していました。
その流れで、横須賀で1店舗、三浦海岸で1店舗、レストランとワインバーを開店。
レストランに至っては地域の食べログランキングで1位にもなったことがあります。
しかし、同じようにメインの従業員が一人抜け、二人抜け、
そうすると、もう求人広告に頼らなければいけなくなります。
始めは一度の募集で20名ほどの応募をいただくことができました。
その中で面接を行い、選ぶこともできました。
しかし、ある年から、全く求人に応募が来なくなります。
応募があって採用しても、数日後には無断欠勤、あげく、辞職。
話には聞いていたが…
以前はなかったことが、起こり始めます。
職場を選べる時代に入ったのです。
何かあれば辞めればいい。人材の質の悪化を感じました。
これではいけないと、いろいろな求人広告を試し始めます。
もちろん、地域が悪いということもあるでしょう。
都内に比べれば給与も良くないということもあるかもしれません。
しかし、年間に費やす求人広告は100万円を超え、200万円を超え、
いつの間にか、店舗の広告費で出せる範囲を大幅に上回ってしまいました。
そんな中、
知人より、今までの実績を評価され、海外での飲食店プロデュースの協力要請をいただきます。
人材難のこのままではまずい・・・
日本での事業はもう難しいのではないか・・・
そう感じていた私は、事業譲渡の手続きを行い、全ての店舗を売却。
海外プロデュース事業へと転身します。
もともと、海外での事業には興味がありましたし、英語が少し話せる私は海外での事業についてあまり不安は感じませんでした。今までと同じことを海外で行うだけ。そんな感覚だったと思います。
店舗プロデュースで海外へ赴きますと、様々な出会いがありました。
海外での日本人のネットワークというのは不思議なもので、次から次へとつながります。
外にいる仲間という感覚があるのでしょうか。
事業を通して海外BPOの営業の仕事を委託されるようになりました。
セブ島のコールセンター業務、
システム関係の委託業務、
日本の会社の委託を受け、フィリピンにてチームを編成。
時には採用も頼まれるようになりました。
飲食プロデュースで実際に現地の従業員を雇う経験も重ねます。
そしてある日、このBPO事業を行っているパートナー企業より、
現地の人材紹介会社を紹介されることになるのです。
・これから日本は先進国の中でも特殊な人口減少の時代に入る。
・海外人材鎖国だった日本も、どんどん海外の人が採用できるようになる。
関係を重ねていくにつれ
「日本のエージェンシーとして協力してくれないか」とオファーをいただきました。
技能実習研修生の採用は年々進み、アジア諸国からの留学生の雇用も増大、旅行に行くとホテルにもちらほら海外のスタッフが、東京の居酒屋やコンビニに行きますと海外の留学生が増え始める。
しかし、日本は相変わらず・・・
日本の求人広告は以前の効果を発揮することはなく、
有効求人倍率は低下の一途、
さらに所得の差が出始め、都心一極集中の波は収まることなく、
少子高齢化により労働人材は減少するばかり、
広告で応募があり採用してもすぐに辞職、音信不通、
海外で彼らの働く姿を見て、私は心を動かされました。
いつも笑顔で淡々と働き、
お客様に喜んでもらうために顔色を窺い、
時間にも遅れることなく真面目に働く。
これは日本人の現在のホスピタリティを上回るのではないか…
これができれば日本の雇用難を解決できるのではないか…
そして
当時の自分と同じような悩みを持った経営者の皆さんを救う一手になるのではないか…
そんな使命感を感じ、海外採用のための現地派遣会社のエージェントとして活動するようになりました。
現在では、中国、フィリピン、インドネシア、ベトナム、モンゴル、カメルーンとそのすそ野を広げ、多くの国と提携しております。
日本の企業様にも喜んでいただき、導入を進めております。
私たちの仕事は、
日本の企業様と現地の派遣会社をマッチングすること
さらに海外での採用経験から1次スクリーニングを行い、日本でも通用する人材を選定すること、
そして、面接の補助や行政書士との連携で御社に採用を促します。
あくまで御社の採用代行として活動します。
だからこそ、その懸け橋として、御社の味方になることができるのです。
海外採用において重要なのはパートナーです。
私たちにとって御社に利益となる採用を促すことができるのかどうかが重要になります。
今では
私自身が経営を経験して感じた採用の壁を、
世界の流通を利用して、御社の繁栄に協力できればと思っています。
海外採用は日本人採用と違い
- 長期雇用契約
- 若い労働力の採用
- 労働意欲の高い膨大な数からの人材の選抜
- 日本人より安価なプロフェッショナル採用
を可能にします。
- 人材採用に危機感を感じている方、
- これからの選択肢として一早く準備しておきたいと考える方。
既に日本企業の海外採用競争は始まっています。
弊社では初めての採用から送り出し機関の詳しい説明、面接、招聘後のサポートまで幅広くマネジメントさせていただきます。
外国人の採用経験や知識が無くても問題ありません。
まずはご相談のお問い合わせお待ちしております。
外国人採用のご相談は㈱W.E.Hの海外採用代行サービス・エージェントウィーまで!ご相談はこちらから。
追伸
昨年末にオファーのあったホテル人材がエントリーを続けております。王族のバトラー経験者、五つ星ホテルフロントスタッフ、HRM卒業生で航空会社のCAなどホテルの基礎を持ちながら様々な分野で活躍中の応募があります。
今ならまだこの人材を紹介することが可能です。
問い合わせフォームよりお問い合わせお待ちしております。
この記事へのコメントはありません。